侮れない「道の駅 やちよ」のレストラン「とれたて野菜 キッチン加賀田」【食レポ】
先日……とは言っても結構前なのですが、咳のしすぎでアバラを折り、卓球も出来ない上に、旦那達エース組が試合で、監督と二人ベンチで応援かお留守番かを迫られたときがあったんですよ。
そんなときに大人しく応援しに行く私ではなく、哀れに思った監督が「今後の方針の相談も兼ねて、ゴハンでも行きますか」と言ってくれて、連れて行ってくれたのが……「道の駅」のレストランだったのだ。
場所
「道の駅」とは最近鉄腕Dashなどでよく聞くので、知っている人も多いかと思うが、各自治体と道路管理者が協力してご当地物などを売っている、道の脇にある気の利いたサービスエリアみたいなものだ。
ええ、私の説明はめちゃくちゃ頼りになりませんよ。
でもって、道の駅やちよは、八千代ふるさとステーションという名で、農畜産を直売している鉄腕Dashでもありがちな普通な道の駅だ。
とはいえ、かなりの広さがあり、BBQゾーンや野菜の販売も多種多様な市場のような賑わいがあるので、子供連れで来るも良し、ドライブの休憩に来るも良しだ。
因みに夜来ると、疲れたトラックの運ちゃんの睡眠休憩所と化している。
とれたて野菜 キッチン加賀田
そんな「八千代ふるさとステーション」の一角。
まるで、フードコートのような食べどころに「キッチン加賀田」というフレンチレストランがあったのだ。
どうやら刑事(デカ)を無事定年退職し、人生の目標が卓球と食に向いてしまった監督が美味しい物を求めて道の駅やちよでお買い物をしている時に見つけたお店らしい。
- ジャンル:フレンチ
- 住所: 八千代市島田2076
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- (写真提供:黄色いこぶた)
人がかなりいて、写真を撮ることが出来なかったのだが、一見するとフードコート。
家族経営で、寄せ集めたテーブルや椅子で経営している感じなのだが、道の駅でフレンチという異色のコラボ。
果たしてどうなるのかとメニューを見てみると……。
いやさすがにこれは頼めねえや。
当時アバラを折って、笑っても痛がる私にゴチをしてくれると言ってもらっていたのだが、それでもこれは頼めねえよ。
そう思って、無難にハンバーグステーキを注文。
それでも、道の駅のレストランで1300円なん……と思っていたら。
感想
100点満点のフレンチテイスト。
ほんんんんんきで美味い!!
肉汁がジュワッとするのにしつこくなく。
豆腐の優しさが仄かに甘く。
付け合わせの野菜も、ソースなんて無くても良いくらい味が濃い。
というか、どこの銀シャリ使っているのかと思うほどご飯が甘い。
味の向こう側に行きそうになるのに……飲み物が紙コップとか、もう色々凄いよ。
因みにあまりの美味しさに感激して、デザートまで注文した私。
取れたていちごのムースケーキと「タマネギのジュレ」(これがもう、タマネギを使っているのかと思うくらい甘い、美味い、フルーツ感覚)を両方とも完食。
このクオリティー、本気でフレンチですよ。
青山とかに店構えて、ランチ5000円とか言っても普通に払っちゃうかもしれないお味ですよ。
それなのに、道の駅のレストランだからか飲み物はドリンクバーからセルフ。
当時アバラの痛みにろくろく写真を撮っていなかったため、食べ物の写真しかなくて申し訳ないのだが、この道の駅のレストラン。
想像の斜め63度くらいを突く美味しさのレストランなので、このブログを読んでいる「友達から一歩前進したい女の子と八千代市方面にドライブする予定の男の子」がいたら、ぜひ連れて行って欲しい。
「え~道の駅で?」「しかもフードコートみたいだしぃ」なんて思っていた彼女が、一口食べた瞬間「なに、これすごい!!」「○○君て、本質を見抜く力があるのね。カッコイイ!!」みたいなことになるかもしれない。
責任は一切取らないがね。
というわけで、道の駅やちよの「とれたて野菜 キッチン加賀田」。
星5つでございました!!
いつか。
あの4000円の黒毛和牛サーロインステーキが食べられますように。
他人のお金で。