猫のお面の作り方
突然だが猫のお面が欲しくなった。
なので作ってみた。
blogの読者さんたちには気がつかれているかと思うが、顔が出た写真をUPする際、どうしても顔面スプレーで消さざるを得なくなる。
ペイントで5秒でできる簡単なプライバシー保護。 だが、それがださくて気に入らない。 なので、はじめからお面をかぶって写真を撮ればいいじゃないかと気がつき、どうせなら狐のお面をと思い、いつも便利なAmazonで探すことにした。
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だが、たいていは大陸からの個人輸入で、手作り品による多少の違い以前に
・届いた時点でぼろぼろになっていた
・注文した図柄と全く別のモノが送られてきた
・燃えるゴミの日でよかった
と、希に見るクレームコメントばかりで、さすがに買うのにためらいを覚える。
だが、死んだ婆っちゃが言っていた。
「買えないなら作ればいいじゃない」
というわけで、Amazonで真っ白なお面を買い、自ら絵付けすることに。
真っ白なお面は3個で480円と、絵付けされているお面より遙かに安い。 これすら割れて届いたらどうしようかと思っていたが、ぱっと見ひどい損傷もなく一安心。
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あとは、THE DAISOで買ってきた100円の絵の具と筆を用意すれば、婆っちゃも背後でほほえんでくれるであろう。
届いた白い面土台だが、予想していたとおり結構雑な作りをしている。 バリがひどくこのままお面を付けたら、確実に目玉付近や頬に損傷を負ってしまうであろう。
なのでチョキチョキとはさみでバリをとり、一番目の細かいヤスリで角をこすり丸くする。 ユーザーにここまで気を使わせる商品というのもいかがなものかとは思うが、黙々と3つともバリを取る。
全体的に粗がとれたらいよいよ塗りへ。
当然紙なので、手が滑ったらもうそこで終わりだ。 心地よい緊張感がアドレナリンを運んでくれる。
やっぱりお面には隈取りは外せないので、目の周りから彩色を初めあとは本能の赴くがままに。
金の絵の具もあったので、締めで金のラインを塗っていけば完成。
手の震えもあるが初めてにしては上々。
残り2つも同じ要領で作っていく。
できあがったものを5分ほど乾かして、今度は鉛筆画用の防水スプレーでコーティング。
意外にもお面自体は滑らかな紙でできているので下地はいらなかったのだが、紙と水彩絵の具ということで、万が一飲み屋に持って行ったり、小雨降る屋外での使用となったときに不安が残る。 そこで、ちょこっとコーティングをしたほうがよいと判断したのだ。
このコーティング剤、1回撒けばマットな仕上がり、3回撒けばつややかな仕上がりと言うことで、では2回はどうなんだと思いながら3回吹き付けてみる。 相当アルコール臭がきついので、火気厳禁、屋外でマスク必須である。
3回撒いたが、特につややかな仕上がりにも感じず。 だが、きっとこれで防水はなされたはず。
丁度よく我が家に遊びに来た猫背先輩にお面を付けてもらうと、 「これはポーズが必要かね!?」 といつになくハイテンション。
やはりペルソナは人を変えるマジックアイテムらしい。
というわけで、このブログに登場することが決まった狐のお面たち。 中の人に変わりはないのだが、もしかしたらペルソナによる人格の変更が行われるかもしれないので、そのときは…………。