夏のオススメホラーゲームベスト4【千夜的】
夏。
夏と言えば怪談。
夏休みという長期のフリータイムはホラーゲームだし。
梅雨の長雨にはホラーゲーム。
涼しくなった夜はホラーゲームだし、暑い昼はクーラーの効いた部屋でホラーゲーム。
清少納言も言ってましたよ。
『夏はホラーゲーム』
ってね。
というわけで、夏も近づき外が大雨でテンション上がったホラー好きの千夜が、オススメホラーゲームベスト4を勝手に紹介します。
ホラーのタイプ
まずはじめに断っておくが、私は「呪怨」とか「女優霊」みたいな「振り返ったらそこに誰かが……」というタイプのホラーは苦手だ。
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私が好きなのは「仄暗い水の底から」とか「黒い家」のような、ちょっと奥が深くて、「あ~それ、それ怖いよね!!」というような、霊自体にアグレッシブさがあるんだか無いんだかという位のホラーが好きだ。
いや、黒い家の敵(?)はバリバリアグレッシブですけど。
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/12/01
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※この2作は小説の方がオススメ※
若しくは、「スクリーム」や「ミラーズ」のような、海外ホラーの「アグレッシブしかねえ」というような、ひたすら叫ぶしかないホラーが好き。
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※ミラーズはあの24のキーファが主演の、これまた「うえぇぇっ!?」というよなグロくて怖いホラー。おすすめです※
そんな「ホラーのタイプ」を意識した上で、レッツベスト4
オススメホラーゲーム
第4位
Five Nights at Freddy’s
以前もあまりに面白すぎて紹介したことのある「Five Nights at Freddy’s」
ピザ屋の警備員となって深夜のピザ屋の見張りをするのだが、マスコット共が動き回り、警備室へ「やりに」来るのだ。
怖い。ではない。
恐い。
無音の警備室、無音の防犯カメラからのモニター映像。
そこからの、突然のマスコット共の侵入。
1Play1Scream。
スマホでも360円で出来るので、手軽に恐怖を味わいたい方にはおすすめの1品。
ただし、ガチで「ビクゥゥゥン!!」ってなるし、絶対音はだしてやった方が面白いので、人気の無い静かな部屋で、一人でやることをオススメする。
気軽にできる分、少々短いし、馴れるとやることが単調なので4位。
あと、パチもんもあるので、注意。
第3位
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※私がやったのは古いPS版です※
ホラーゲームの代名詞、バイオハザードシリーズ。
その中でも一番のお気に入りはバイオ2。
ジルがエロイ③でも、ゾンビ全力疾走の④でもなく。
クリスクレア兄妹の②がいいんですよ。
ネタバレになりますが、ラストで、あと数分で建物崩壊の系に処されそうなところをリニアモーターカーみたいなのに乗って脱出するのがもう快感で……。
ホラーで快感ってなんだよって感じですが、バイオハザードは謎解きも良いし、ゾンビが予期せぬところから襲ってくる感じも良いし、あと、ゾンビがうねうねしながら呻いている声もいいので、どれやっても大抵外れはないので、ラストが一番好きなバイオ2を第3位に。
因みに敵の中では「追跡者」が一番のお気に入り。
※なんかずっと追いかけてくる子犬のような奴※
第2位
F.E.A.R. 2
F.E.A.R.2: Project Origin (輸入版)
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- 出版社/メーカー: Whv Games
- 発売日: 2009/02/10
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PCゲームでおすすめの、「F.E.A.R. 2」。
海外ゲームにありがちな「え、ラストそんなん?」という、あっさりエンディングながら、最初から最後まで、意味わからないくらい恐い。
私はXboxでやったんですが、10分おきに椅子から飛び上がり、同じくゲームをしていた旦那は、このゲームに出てくる「アルマ」が夢にまで出るほどの、メンタル破壊ゲーム。
基本はFPSの「ひたすら敵を撃ち殺す」系のゲームなので、爽快感はあるのだが、要所要所で「人をパニックに陥れるほどのホラー」をもってきやがります。
とりあえずOPで飛び上がれると思うので、気になる方はゆっくりさんの実況でも観てみてください。
FPSが苦手なのと、PC版じゃないと血しぶきが飛ばないのと(コンシューマ版だとボヒュン……って煙幕的な効果で消える)、ラストがスッキリしないのであえなく2位。
第1位
- 出版社/メーカー: コナミ
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私が好きで好きで好きでたまらない、サイレントヒル3。
いや、サイレントヒルシリーズは全部大好きですよ。
あの暗くて憂鬱な感じの中に100%の狂気を含めた、「制作者たち、頭大丈夫?」みたいな雰囲気。
無駄にエフェクトのくせに恐い敵。
ネタバレになりますが。
逆さになってロッカーに吊されて、ゴンゴン暴れてる袋詰めのたぶん人間的な何かに近づくと、動きが止っちゃって、そいつの下にあるバケツに溜まった血を利用しないと先に進めないトリックとか。
エレベーターの前に、血の跡のついた車いすが倒れてて、その車輪がキコキコ回ってるんですよ。
で、近づくと段々ゆっくりとなっていくもんだから、
「あー、今倒れたばっかりでしょ。あー、いるでしょ。そのエレベーター開けたらいるでしょー」
というぞわぞわ感。
散々敵をぶっ殺してからの「本当に、あなたがモンスターだと思って殺してきたものたちは……人間じゃないと思ったの?」というセリフ。
スピードスケーターの清水宏保選手みたいなフォルムの敵。
猟奇寄りのホラー。
深いくせに、エンタメ性を考えた難しくないストーリー。
敵のかっこよさ、謎解き。
あと、霧が大好きな私にぴったりで……。
全てが良すぎてたまらない。
あまりに私がサイレントヒルが好きで、旦那は誕生日にリボルテックバブルナース&三角様のフィギュアまで勝ってくれたという……。
今度は、こいつらを使って遊ぶ記事を書いてみたいと思うけど、ともかく、最高のゲームですわ。
因みに、サイレントヒルは映画化もされていて2作ほど出ているんだけど、どちらもゲームに忠実で素晴らしい出来。
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サイレントヒル:リベレーション スペシャル・プライス [DVD]
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ただし、1作目は「夢に出てくるレベルの恐怖」を味わうので、ゲームが好きな人は2作目の方が格好良くてオススメデス。
ホラー好き=気持ちの悪い人じゃないよ
最後に付け加えで……。
私は子供の頃からオカルトとか、ホラーとか、心霊話とかが好きだったせいで、親兄弟から「気持ちの悪い子」「いつか犯罪を犯すかも」なんて言われていたんだけど、(姉からは今も言われている)別に、私は人の死に様なんざ見たくもないし、ホラースポットになんて絶対に近づきもしない。
カエルの轢死体みただけで「うぉぇっ!」ってなるし、トカゲは尻尾を切るから嫌いだったりするので、そんなグロイ趣味はない。
だったらなんで……なんて思われるかもしれないが、その答えを宮部みゆき先生が小説の中で語ってくれていた。
「しかし、怪談語りをいたしますと、種々のお話を通して、神仙の御力、あるいはあやかしの不思議や恐ろしさに、自ずと身が引き締まることは確かでございます。魂魄震えて塵が落ち、我欲滅して気が澄み渡る。その効果の有り難みに、先代の後を引き継いだ私も、怪談語りの興趣の虜になったという次第でございます」
宮部みゆき-泣き童子-
そう、それなんですよ。
科学で割りきれない何かを面白いと思う気持ちなんですよ。
それと同時に、人の恐ろしさとか、そういったものを感じて身を引き締めるというか……。
アドレナリンがザブザブ出る感じが好きなだけなんだけどね。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/06/18
- メディア: 文庫
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