【健康トーク】季節性の偏頭痛の対処方【日記】
子供の頃は夏が大好きだった。
夏休みもあるし、お祭りやプールもある。
5月くらいからテンションが上がっていき、ねむりも浅くなる。
子供を終えて10年以上たった今、夏が大嫌いになってしまった。
以前、季節性の自律神経失調症について愚痴めいたことを書いたが、
今年もこれまた酷い。
とくに今年は偏頭痛が酷く、病院へ行って「偏頭痛の予防薬」をもらったのだが、この薬。
脳の血圧を下げる作用で偏頭痛を予防するのだが、元々が血圧が低い私は、あっという間に血圧が下がり、今度は胃痛や不安神経症といった、運動をして代謝を上げることで抑えていた不調がぶり返してしまったのだ。
これは……薬に頼ることが出来ない。
そう考えた私は、試行錯誤の上、偏頭痛を少しでも緩和する方法を探してみたのだ。
①サングラス
偏頭痛は原因と「トリガー」がある。
このトリガーとなるものが、私の場合「まぶしい光」なのだ。
なので、外に出てから急に涼しく暗い建物に入ると、めまいを起こしたり、そのまま偏頭痛一直線モードになる。
なので、日傘・帽子・緑のサングラスをするようにしてみたのだ。
これが、意外に効果がある。
一番良いのは外に出ない事なのだが、そうもいかないときは、サングラスで日差しを見ないことだ。
人によってはトリガーが「気温」だったり「ストレス」だったりするので、その辺は対処は別になってしまうが、日差しがダメな場合はサングラスがおすすめ。
ちょっとした洗濯物干しでも、サングラスをして……ね。
恐らく、数百年前だったら、私のような人間を「闇の眷属」とか「ドラキュラ」と呼んでいたのだろう。
②コーヒー
過去、脱カフェインのやり方やその効能を書いたが、どうやらこの時期だけ、この「気圧の上下が酷い」この時期だけはカフェインを摂取した方がよいようだ。
これまた人それぞれなのだが、私の場合偏頭痛の原因が、肩こりと「気圧」による血管の膨張と収縮。
でもって、その膨張を防ぐために予防薬を飲むわけだが、それだと血圧が下がりすぎてしまう。
なので、いっそのことコーヒーなどカフェインを摂取して血圧の調整をしてみたらどうだろうと思い、血圧が高くなる晴れの日にはコーヒーを飲むようにしてみたところ、これまた上手くいった。
薬で血圧下げて調子悪くなるんだから、カフェインで下げても……と思っていたのだが、ナチュラルに下がるからか意外と調子が良い。
ただし、カフェインに弱い私はお腹が緩くなったり、蕁麻疹が出たりすることもあるが、この時期だけと目をつぶることにする。
③寝る
寝ろ。
ともかく寝ろ。
偏頭痛が起こりそうになる前に、生あくびが出る。
そしたら、寝ろ。
ダメな日は寝ても偏頭痛が起こるのだから、そしたら薬を飲めばいい。
気圧や気温の差が激しいこの時期は、自律神経もカラダも疲れているのだ。
仕事が忙しいとかほざいてないで、寝ろ。
給料が2~3万下がったとしても、まずは自分の命を優先しろ。寝ろ。
ドラキュラだって、昼間は棺桶で寝ているだろう。
とまぁ、この三つを新たな健康法にいれ、この夏を乗り切ろうと獅子奮迅している。
お金持ちがよく、金沢など涼しいところに別荘を借りて、夏の間はそこに住むという事をしているらしいが、その気持ちが年を取るほどによくわかってきた。
これは、私が試している一例なので、偏頭痛持ちの人全員に当てはまることではないが、言えることは「偏頭痛はかなりキツイ」病状だ。
動けば脈動と同じビートで痛みが襲ってくる。
そこに吐き気が加わり、「おえっ!!」と共に「ズキン!!」が来るのだ。
立ってもいられないし、真っ暗で涼しい小さな箱の中で丸くなって寝ているだけが精一杯だ。
恐らく、数百年前だったら、私のような人間を「闇の眷属」とか「ドラキュラ」と――以下略。
というわけで、今年も5月~7月の不調と戦いながら、ずるずるとした夏を過ごすことになりそうだ。
……来年から毎年5~7月は長期休暇ということにしようかな……トホー。