【日記】初めてライブハウスに行ってきました!!【冒険】
先日、いつも私の書籍を買ってくださる神のような読者さんにお誘いを受け、ライブハウスで歌うたいをするアイドルさん・シンガーさんを観に都内へと出ることになった。
普段滅多にテレビも観ないし、地下アイドルとかそういうグループかと思ってたくらいだし、AKBとかみんな同じ顔に見えてしまうし、ドルオタとか恐ろしくて近寄れない存在かと思っていた私はそこで元気と優しさに触れてきたのだ。
そもそも地下アイドルとは?
地下アイドルとは、メディアにはほとんど露出せず、LIVEやイベントなど中心に活動するアイドルである。
地下との言葉が差別語的ニュアンスがあるため、ライブアイドルという傾向がある。地下とは初期から積極的にライブアイドルを発掘しているライブハウス「四谷Live inn Magic(旧・四谷サンバレイ)」が地下フロアにあることにちなんだものである。
1990年代音楽番組の終了とともに歌手としてのアイドルの活動が困難になるアイドル冬の時代が訪れた。多くのアイドルは声優など業種転換を余儀なくされたが、歌手として活動したい一派がライブハウスを使って従来通りの活動を続けたのが元となっている。
地下アイドルとは (チカアイドルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
とのこと。
出版関係でお世話になっていたメディアチューンズさんでも、アイドル事業に乗り出し何かしているのをチラチラとみていたので、なんか頑張っているな~とは思っていたのだが、その頑張りはすごい物だ
まずは天使に会いました。
今回のお目当ては、亀山遙ちゃん。
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私好みのショートカットの元気なシンガーソングライター。
コスプレもするしアニソンも歌うってのがかなりポイント高いね。
あと、顔小さい。
彼女の出演ちょっと前にライブハウスに入ったので、先に出演していた望月じゅりえるちゃんが歌ってるのも観ることが出来たんですが、すげえ。
永遠の17歳、本当にすごい。
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音痴だし、作曲も何も出来るわけじゃないけれども、いっちょ前に歌だけはうるさい方で、カラオケ行くのが嫌いなのも、自分が音痴なのもあるが、「知り合いとはいえ下手な歌を聞くのが拷問」というほど、歌にはこだわりがある私だったが、その歌の上手さにびっくり。
MCも上手いし、私なんざマイク渡され舞台に立たされたら「アウアウアウアウ」としか言えなくなってしまうので、その貫禄たるや、すごい。
そして彼女の歌を聞いている、ドルオタさんたちがすごい。
オタ芸とか生で観たの初めてだよ。
あと、優しい。
MCも上手いんだけど、それにちゃんと乗ってくれるコミュ力の高さたるや、合コンで女の子の前に座ったら「アウアウアウアウア」しか言えずに、帰りの電車で私に「あんた、ぶっ○すよ!!」と怒られていた猫背なんかより、全然すごい。
コミュ力の高さは優しさの高さだね。
緑のシンガーソングライター
因みに知らない人向けに書くと、ライブハウスは地下にあって(場所によりけりだろうと思うが)小さなバーカウンターと30~50人ほど入れそうな空間、そしてそれの半分くらいの大きさの舞台がある感じ。
私はBBAなのもあり、後ろの壁際でひっそりと座らせてもらっていたのだが、モニターもあり、カラフルな光に照らされたスモークもあったりで、「ちっさなミュージックステーション」みたいな感じだった。
そこで、歌い踊るドルオタさんたちを眺めていたら、出演者が変わり、亀山遙ちゃんの登場。
トリなので、歌う、歌う、歌う。
歌って踊って、すごいすごい。
曲が楽しいし、生歌って迫力があって、CD音源しか聞いたことのない私ですら、思わずカラダが動いてしまうほどノレる。
ドルオタさんのコールも素敵で、「歌って聞く人の力で×2にも×3にもなるのねー」なんて、哲学臭いことが脳裏を過ぎったり。
歌ってる遙ちゃんも気持ちよさそうだし、なんというか、日常では味わえない清々しさを堪能できる。
これは、ハマる人の気持ちがわかるわ。
優しいドルオタさんたち
ライブが終わって、ちょっとの隙間。
アイドルさんたちが出てくるまでの間、招待してくれた方が「あの人はね、わざわざ中国から日帰りできてくれたのよ」なんて教えてくれる。
すげえって。そのバイタリティ。
歌う彼女たちを見守るドルオタさんたちの目がお父さんの目をしていて、非常に心強い。
私なんぞ、彼女と話すために列に並んだりしようものなら「なんだこの毒蜂みたいな髪をした、BBAは」とか言われるかなとか思っていたのだが、皆さん気さくに話しかけて、私がオドオドしないようにしてくれたり、一緒に写真を撮った自分の顔がジャガイモのようだった旨をつぶやいたら、「姉さん(←私のこと)にディスられた!!」と言ってくれたり。
↑あまりに自分がジャガイモなので、かわいい子だけ見せます。
自分の中でのドルオタのイメージが崩れていきましたわ。
あ、でも、秋葉でたまたま見かけた、ガチャガチャの前に座ってたアニオタっぽい人は「デュフフフ……」って笑っていて、私のイメージ像そのままでしたけどね。
「デブ通ります~」と警告を発していた人も。
友達になりたいタイプだ。
しばしの休憩
尤も、じつは切ないことに、亀山遙ちゃんは、5月31日、そう今日のライブをもってしばしのライブ活動休止となってしまうのだ。
出演時間はたった20分とか30分なのだろうけど、そのために費やす時間はその100倍、200倍。
モノツクリをしているとわかるのだが、他者からわからない積み重ねを必要とするお仕事は、やっぱり時々疲れることがある。
少し休んで元気になってもらいたいものである。
たぶん、私より100倍位元気だと思うけど。
ジャーニーとモアイとめがねさんでも、地下アイドルのライブに行ってファンになってきたなんて記事が上がっていたりしますが、ホントに元気になれるので、復活の際は、みんなでLIVE行きましょうぜっ!!