あっちこっち飛び猫

小説を書いたりゲームを作ったり、たぶんマルチクリエイター。お仕事も募集中。

あっちこっち飛び猫は移転しました。

【ハンドメイド】Etsyの紹介&使い方を紹介【お役立ちコラム】

f:id:kawashimachiyo:20160423223531j:plain:w250

狐面を作ってはハンドメイドサイトで販売している私ですが、せっかくなのでもっと多くの……うん、世界規模で知ってもらうべく、海外向けの販売サイトに登録してみることにしました。

だいぶ悪戦苦闘したのですが、やり方がわかったので、これから海外出店を考えている人に「海外サイトでも怖くないよ~」わかってもらうためのご紹介をいたします。



【広告】



簡単に済ますならiichi


minne/creemaに並ぶハンドメイドサイトの「iichi」

https://www.iichi.com/listing/item/845498www.iichi.com

こちらでは、海外向けに翻訳されたサイトがあり、日本語向けのサイトで登録した後、「海外出店する」のボタン一つで海外向け翻訳サイトにUPされるというお手軽設計。
一応、英語で商品説明文を書く必要はありますが、もし海外のお客様から英語のメールが来ても、iichiの中の人が翻訳してメールしてくれるから安心。
しかも、発送もiichiへ作品を送れば、iichiが海外へ発送手続きをしてくれるので、難しい海外料金の計算をしなくても済むという易しい設計。

ただし、どちらかというと、台湾などアジア向けなのでヨーロッパ進出を狙っているばあいは、ちょっと物足りないかもしれません。


王道の海外ハンドメイドショップ「Etsy」

海外に出店するので有名なebayと並んで、王道なのが「Etsy」

www.etsy.com

ebayヤフオク的な感じだとすると、Etsyはビンテージや手作りに特化したminneというところ。

元々英語のみの表示だったのですが、有志があつまり日本語やその他の言語に訳されているので、登録時に「母国語=日本語」と設定しておけば、難しいこともなく。
商品説明なども、「英語表記する」「イタリア語表記する」など、翻訳して欲しい言語のボタンを選ぶと、自動翻訳されて相手方の母国語に合わせた表記がされるようです。

ただし、まだ自動翻訳の性能は非常に怪しい物なので、商品登録の際は日本のの商品説明欄でも初めから英語でやっておくことをおすすめします^^;

では、そんなEtsyに登録をする際に、不安になった部分なんかを交えて説明します。

登録自体は簡単

Etsyに入り、画面上部にある"register(登録)"をクリック。
あとは誘導に従い、名前やメアドを入力。
本名などは表に出ることはありませんが、ユーザーネーム(オーナーネーム?)は表に出てしまうので、ご注意ください。

そして、送られてきた本人確認メールのURLを押せば、登録は完了。
あとは、「販売者側」として、これまた誘導に従い、住所や名前などを入力。
そのあたりは日本のハンドメイドショップでも同じことなので、特に不安は無いかと思います。
敷いて言えば、「住所が外に出るのでは?」という心配はありますが、いくらオープンな海外とは言え、住所等が外に表記されることはありませんのでご安心を。

見慣れないpaypalという支払方法が不安だった

そして、次にshopの見た目やら注意事項やらを記入していくのですが、その中で「支払い受け取り方法」というのが、「小切手か毎回お客さんと交渉するかpaypalを使うかのどれかを選べ」の三択。
小切手は住所がダダ漏れになる上に、送る方も受け取る方も非常に面倒くさい。
その小切手にいくらでも数字を入れていいの出ない限り、選びたくない方法なので、やはりpaypalを選ぶ並びになるのだが、paypalって……?

安心してください。

どうやら、クレジットに変わる決済システムで、海外では結構メジャなもの。
買う側は、クレジットカードをペイパルに登録することで、相手にクレジットカード番号を知られることなく商品の売買ができ、売る側はクレジット決済登録をせずとも、購入者からの支払いを、世界中の通貨でペイパルアカウントで受取ることができ、それを日本円で日本の銀行から引き出すことも可能というもの。


注)日本でクレジット決済Okの登録をするとなると、そこそこ費用がかかる上に、手数料で30%くらいもっていかれることも。
注2)paypalでも手数料はかかるが、毎月の使用料などは払わなくて済むし、手数料は3.9%+40円なので安いのです。


初めは怪しい海外の仲介会社か何かで、私のクレジット情報でも持って行くんじゃないかと不安になったのですが、販売者側はクレジット情報もいりません(当たり前か……)
ただし、本人確認必須なので、免許のコピーをpaypalに送る必要がありますが、よく調べたら日本にも支社のある、デカイちゃんとした会社だったので、むしろしっかりしていると言われるべきでしょう^^;

本人確認書類を送った後、paypalから暗証番号の書かれた紙が送られてくるので、それを登録時のページに入力。

これで晴れて、ドルでもユーロでも受け取ることが可能となりました。

Etsyの手数料や登録料など


受け取り情報を入力したら、商品登録。
因みに商品の登録手数料は0.2ドル。大体日本円にして21.7084554 円(2016/05/13現在) 大体21円で4ヶ月ほど出品してくれます。
そこはetsyに登録したクレジットで支払いました。

手数料は3.5%。


paypalの手数料やEtsyの手数料を考えると、う~んという感じですが、例えばminneで売れたとしても10%の手数料+消費税が取られていくので、同じくらいでしょう。


販売に際しての注意点

販売登録する際に一番注意した方が良いのが、「送付方法/送料」です。
海外の運送業者を信用してはいけません(苦笑)
調べてみると、特にフランス・ロシア・中国あたりは、

①届いているのに届いていないと嘘を言って返金をせびる
運送業者がパクる。
③根本的に空港内で行方不明になる

の3パターンが多く、トラブル注意だったりします。

もちろん、人間を信用しないわけではないのですが、お互いのトラブルを防ぐためにも、郵送に関しては追跡の出来る「書留」や「EMS」を基準にしていた方が良いです。
ちょっと高くなってしまうのですが、もし商品よりも郵送代の方が高くなりそうなら、いっそ商品の値段を上げても良いので、無駄な責任を追わないようにしましょう。

また、荷物も壊れないように厳重に梱包するように。
荷物の扱いは、繁忙期の佐○よりも酷いと思っていた方が良いでしょう^^;


www.post.japanpost.jp

それでも英語が苦手だと言うならば

さて。
実はここまで大体日本語でやってこれます。
最悪商品説明が日本語であっても、翻訳ツールがあるので、英語圏の人が見たら英語で表示されます。
それでも、「奇妙な英語」になるのが嫌だ。
でも、英語なんてわからない……。
と言う場合は、私がキャッチコピーで出店している、アウトソーシングサービスのココナラで、英語翻訳してくれるサービスを利用するのもおすすめです。
というか、初めの一つだけは利用させていただきました。

世界にハンドメイド作品を販売したい♪Etsy用に英語で商品説明作成します


人によっては、出店の手続きが終わるまで懇切丁寧に教えてくれるというサービスもあったりするので、色々探してみると良いでしょう。






海外向けに出店した今。
私は、アクセスが0ということに戦きつつ、まだまだ世界の入り口を開けたばかりなのだと実感しております。

www.etsy.com