あっちこっち飛び猫

小説を書いたりゲームを作ったり、たぶんマルチクリエイター。お仕事も募集中。

あっちこっち飛び猫は移転しました。

GW鎌倉神社巡りの旅~八幡宮・銭洗い・佐助稲荷~

GWぶりです。
今年は旦那が有休を取ったこともあり4月27日からずっとブログ放置で、最後に更新したときの記事がタジン鍋カレーのレシピという……。
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そんなグダグダブログですが、GW鎌倉の旅のトンデモ日記を公開しちゃいます。
ええ、本当に相変わらずトンデモ旅行でしたよ。


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初めてのグリーン車で……

今回の旅は毎週顔合わせている卓球チームの慰安旅行。
チームメイトの一人が、鎌倉に行きたいと言ったことから始まったのですが、
その当の本人、鎌倉へ行く前まで九州の実家へ帰る予定のはずが、電車を間違え飛行機に間に合わず、
実家への旅はキャンセル。
一人独身寮で卵かけご飯を食うという、なんとも世知辛いスタートダッシュ。

そんな邪気が乗り移ったのか、初めてのグリーン車に乗ると大はしゃぎの私。


駅構内のトイレに携帯を忘れるという大失態をかます。


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動揺する私。
冷静に駅に電話をかけるうどんこ坊や。
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携帯を止める手続きにやたら手間取る旦那。
お通夜のようになるチームメイト。
どさくさに紛れて減っていくうどんこ坊やと旦那のほろよい。
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やめてくれ。
ボクのことは気にしないで向こうで盛り上がっててくれ。
グリーンレディーまで巻き込み、旦那の分までほろよいを飲んだ辺りで駅の常務室から電話。
うどんこ坊やの冷静な受け答えから回ってきた電話口から、「携帯ありました。お帰りまでこちらで保管しておきます」との神のお言葉。

「もう着いたよ」と言ううどんこ坊やに「ごめん、いまウンコしてる」とLINEしたばっかりに、手間を取らせてしまったのに、
「良い旅を」とまで言ってくれた駅員さんに、仄かな恋心すら芽生えそうになってしまったよ。
帰りにお土産買っていくからね。

旅の始まり5分でネタを投下した私の喉に、うどんこ坊やと旦那のほろよいが流れていく。

サントリー チューハイ ほろよい 350ml オリジナル20本セット(10種類×2本)


しらす丼

さて、久々に携帯もなく完全に旅を満喫するしかなくなった私ですが、降りた鎌倉駅は激混み。
地元の人曰く、一年で一番込むのがゴールデンウィークだそうで。
「誰だよ、鎌倉行きたいって言ったやつはっ!」と言いつつも、食べるものは食べようとしらす丼屋へ。
どこもかしこも1時間待ちの中、ビルの2階という立地条件が幸いし、10分待ちで入れるお店を発見。


レストラン四季菜


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向かいに坊主Cafeがあり、作務衣を着た坊さんらしき人がうろうろしているのを眺めている間に順番が来たので、早速しらす丼を注文。
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本日、大風で海がしけておりしらすは「茹で」と「生」の半々のもの。
元々生しらすは、つぶらな瞳がこっちを見ているのが苦手だったので、これでいい。
早速食えば、大人の味。
うどんこ坊やの鉄火丼の方がちょっと美味しかったかもと思いつつも、鎌倉の味を満喫する。
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鶴岡八幡宮

お腹が満たされたところで、いよいよ本題の神社巡り。
まず目指すは、すぐ近くに見える鶴岡八幡宮

この八幡宮。鳥居真っ正面からずーーーと道が敷かれており、その上を歩いていけば自動的に鶴岡八幡宮にたどり着くという、なんともありがたいエスカレーター式の道になっている。
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だが、今は一年で一番鎌倉が混む時期。
新年の浅草の交差点だと思って欲しい。

それほどの人がいる中、監督はふらふらとどこかへ消えていく。
私は命のGPSとも言える携帯がない。
旦那はカメラを持ったまま人混みにもまれていく。
うどんこ坊やは背が低い。

ほろよいはもう分解された。


というわけで、たどり着いた鶴岡八幡宮は激混みで、お賽銭をゴミのように集めるお賽銭箱に投げ入れるのが精一杯。
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出世頭のうどんこ坊やに念を入れてもらった200円で、出世のお守りつきの鳩みくじを引くも末吉だったため、早々に退散することに。
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お守りは大事に保存してるわよ。

余談だが、鶴岡八幡宮は大凶のおみくじが多いことで有名で、辛口な神様がお住まいであることがわかる。
滅多に引けない大凶を引いてみたい方は、ぜひこちらで。



銭洗い弁天

人混みが苦手な私は、さっさと銭荒井弁天に行こうとせがみ、鶴岡八幡宮から歩くことたぶん20分。
段々とひと気がなくなって……と思いきや、人が群がるようにとある洞窟の前に吸い寄せられている。
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あまりの人の多さに、顔修正不可能なので上の部分だけ


どうやらこの洞窟の先が銭荒弁天。

正しくは銭洗弁財天とは、お金を洗うと何倍にも増えて戻ってくるといわれる霊水「銭洗水」が湧く神社。
三度の飯並みにお金が大好きな私には、天照大神よりも最高の神である。

これまた三度の飯よりもお金が好きそうな参拝客が詰め寄せる中、100円払ってろうそくと線香をともし、
強風で消えるろうそくに涙しながら、ざるに入れた銭に霊泉を三回かける。


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チベット密教のような儀式に興奮を覚えた私だが、濡れたお札をどう財布にしまったものか悩んだあげく、全ての札をぬらして財布に強制的にしまったため、御利益が倍増したのか減少したのか、いまだにちょっとよくわからない。

ただ、「お賽銭入れてパンパンする」という普通の神社と違い、ちょっとした体験型アミューズメントのある銭洗弁天はかなり面白いので、鎌倉へ来た際は行ってみる価値はあるであろう。


さて次は佐助稲荷……

葛原岡神社

と、思っていたら、銭洗弁天をでたところに「縁結び」を強調した「葛原岡神社」への看板が置かれており、それを見た言い出しっぺのチームメイトが欲望丸出しの顔で「行く」と言い張る。

面白いので着いていったが、こいつは大丈夫であろうか。


かなり山の上の方にある神社な為、途中鎌倉を一望できるナイス写真スポットがあったり、

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カメが触れるほどすぐそばで日なたぼっこをしている池なんかもある。

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余談だが、このカメの脚にそっと触れた瞬間、カメが「ビクンっ!!」となってしまい、同時に私も「ビクン!!」となり、監督の息子を巻き込み石段から落下するという事件が発生したので、やたら触るのは控えよう。
あれだ、夏場に、死んでると思っていたセミのそばを通ったら、突然「ジジジ!」と暴れられ、絶叫するあれと同じだ。


そんな騒ぎを起こしつつ、到着した葛原岡神社。
ここまで来ると観光客も少なく、出会いを求め目をぎらつかせたうどんこ坊やとチームメイト、そして一部の女性参拝客がちらほらする程度。
私も「良い仕事のご縁」を求めて賽銭を投げ、後ろを振り向くと、ふと面白いものを発見。

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「魔去ル石」とかかれた、一昔前のRPGに出てきそうな、マジックアイテムのような名前の石だ。
近くに賽銭箱と素焼きの杯が置かれており、どうやらこの杯を石にたたきつけて割り、邪気払いをするもののようだ。

キャッキャッと杯を割った女性参拝客の後から、ごつい色のオーラを放ったうどんこ坊やが全力で杯をたたき割っていたが、やはり出世頭は常人では計り知れない何かが溜まっていくようである。

佐助稲荷神社

さて、縁結びの祈願も終わったことで、次はいよいよ佐助稲荷神社。
ここまで来るとかなり鎌倉駅から離れているので、人も余りいない。
もしシーズンオフのときにこれたら、さぞかしゾクっとする光景が見られたであろうと思われる風景が広がる。
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縁結びから出世までと幅広く手を広げているお稲荷さん系の神社。
http://tobineko.officekawachiyo.com/entry/2016/04/23/224053tobineko.officekawachiyo.com

お守りはカワイイ狐の根付けなのだが、良くも悪くも効果がありすぎるので、用心だ。








そんなこんなで、佐助稲荷神社を最後にお茶とお土産を買って旅は終了。
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GWの鎌倉は激混みですが、出来ることなら人のない時期にゆっくりと行ってみたい観光地。
皆さんも、携帯忘れに気をつけて、ぜひぜひ神社巡りの旅をどうぞ。


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