【人物紹介】うどんこ坊や
このブログを開いてから2人目の人物紹介。
相変わらず酷いことしか書かない人物紹介だが、実際はもっと酷いので問題は無いであろう。
うどんこ坊や
またの名を「本当はいい人なのにね」
高校の時からの同級生で、どういうわけだかいまだに良くつるむ、ヘドロなような腐れ縁の友人兼、私の世話係。
どっしりと構えた落ち着いた風貌。
常に2番を取る計算高さ。
おっさんのような態度から、高校の時点で私に「社長」とあだ名をつけられる。
だが、「蝶だ」「蝶だ」と呼ばれれば、蛾も蝶になるというもので、仲間随一の出世頭。
このまま行けば本当に社長にでも慣れるかも知れないが、あの大企業で社長に上り詰めたとあれば、連日友人という名の乞食が門戸を叩くことになるであろう。
そんな「地位」と「金」を得た彼も「愛」だけには見放され、猫背先輩と肩を組む365日24時間彼女のいない男となってしまった。
彼を見ていると、所詮女という生き物は顔だけを見て生涯のパートナーを決めているのだろうと思わざるを得ないが、別に彼の顔が不自由だとかそんなことをいっているわけではない。ええ。
「本当はいい人なのにね」
という、万国共通の枕詞を背中に、彼は今日も私の暴走を止めていく。
因みに、このブログで紹介することを一言も伝えていないが、彼のことなので「空から女の子が降ってきてくれればそれでいい」と呟いて許してくれるであろう。