ダイエットにいいのは「やること」ではなく「やめること」
「どんな運動をすればやせるのか」という質問を受けたので、私なりのダイエット法を書いてみようと思います。
身長１６５センチ 体重５２～５４キロ。
それが私の今の体型である。
恐らく、保健体育的な理想体型からするとやや、やせ気味であろう。
だが、今のところこの体重が一番丁度いい。
これ以上やせると、些細なことで風邪をひき熱を出すし、これ以上体重を増やすと膝に負担がかかり足を痛めるのだ。
で、この体重を維持するには何をしているかというと、
何もしていない
いや、週３回卓球行ってるだろうといわれるが、普段通勤時間３秒で下手をすると仕事部屋→キッチン→トイレのループしかしない日もあるのだ。
掃除や買い物で運動することもあるが、通勤時間が０という部分で恐らく運動量的には共働きの奥さんやOL、下手すると子持ちのお母さん以下ではないだろうか。
http://tobineko.officekawachiyo.com/entry/%3Fp%3D1403tobineko.officekawachiyo.com
ではなぜ、一日三回しっかり食って、酒飲んでおやつもちゃんと食してる私が体重キープしていけるかというと、「やめること」を選択しているからだと思う。
「夜９時以降は固形物は食わない」
恐らくそれだけでも、マイナス１０キロはいけるであろう。
痩せる方法を質問してきた友人など、夜中に酒飲んで、ラリっておつまみ作って食っていると言っていた。
それでついた脂肪をランニングなどで落とそうと言うのが間違いなのだ。
人間「やること」は継続しにくいが「やめること」はまだ継続しやすい。
……アル中とかだったらもうどうしようもないが。
さらに標準体重以下にしたければ
「油をとるのをやめること」
もちろん完全にではない。
飲み屋に行けば油モノ、味噌汁にも油揚げ、サラダのドレッシングにだって油は入っているのだから無理だろう。
でも、毎日飲み屋に行っているわけでもなければ、テフロンのフライパンにして肉を焼けば事は済む。
私の場合、胆嚢にポリープがあるため、自宅の油はすべてオリーブオイルだ。
オリーブオイルは高い。
中流以下家庭の我が家では貴重な油様だ。自然使用量も減る。
これも功を成しているのであろう。
「夜９時以降は固形物は食わない」
「極力油はとらない」
この二点を守れば、よほどの運動不足でもしない限りは標準的な体型にはなれるであろう。
そこから先は、ランニングでも筋トレでもすればいい。
運動はしたくないというワガママさんには
「食べたいとき（夜九時前まで）に食べてもいいけど、野菜だけ」 「飲み物もウーロン茶か水のみ」
という縛りをおまけで付けるが、これらも結局は「脂肪分の高いモノをやめる」「糖度の高いものをやめる」ということに過ぎない。
そう、やせたければ「はじめる」ではなく「やめる」のである。
