季節の変わり目と自律神経失調症、その緩和方法
きっついんですわ~。
日ごろジョギングしたり、卓球したり、酒飲んだり、ご飯2杯食べたりしている私ですが、実は酷めの自律神経失調症でね。
よく「自律神経失調症で……」って言うと「は? なに、鬱? 忙しくしてれば忘れるよ、つうか原稿」って言われちゃうんですが、そんな自律神経失調症がいかに辛いか。
東の果ての、小さな島国の小さな小市民な私がお伝えします。
元々、普通の人より心臓が小さく肺胞も少ないため、循環器がやる気がなく、血圧も上80、下40と、毎日が仮死状態なんですが、それが功を為してか、一族全員自律神経にイチモツ持っているという呪いか、きつめの自律神経失調症なんですわ。
どんな状態かというと、男性にもわかりやすく伝えるとすると「二日酔い」。
頭が重く、吐き気がして、胃がフグリュングリュンしてる感じで、ついでにお腹もピーピーになり、しかもだるい上に肩が重い。
ああ、これは猫神様か、貧乏神が私の両肩に腰かけているせいかもしれませんが、ともかく
「駆けつけ1杯ビールを飲んだ後、可愛い女の子がいて、調子ついてウイスキーのロックとかカッコつけて2~3杯やったあと、煽りに負けてテキーラ2杯飲んで、嫌らしくも女の子の残したストロベリーマルゲリータを飲み干してしまい、薄着で帰宅し、風呂にも入らずリビングの硬い床で寝た翌日の体調の悪さ」
それが、朝ともなく夜ともなく、酒すら飲んでないのに訪れていると思って欲しい。
ええ、酒すら飲んでないのに、これですよ。すげー損じゃないですか。
んでもって、あまりの体調の悪さが3日も4日も続くので病院行くじゃないですか、医者に心が安らかになるお薬を渡されて「何ともなってないよ」と言われて終わり。
いや、薬出されるだけまし(夜も眠れなくなるので)。酷い時だと、1か月くらいまたされ、元気になったころに胃カメラのんで「うっわ健康じゃないですか」とか言われ、メンタルおかしい人扱いですよ。
まぁ、病気が見つかられても困りますが。
そんなわけで、人それぞれだと思いますが、私は季節の変わり目に非常に弱い。
今までは6~7月のだんだん暑くなる時に、開いた血管が血圧をより一層下げて、蕁麻疹まで出るレベルの不調を訴えていたのだが、今年は急激な温度変化によりこの9~10月もヤバイ。
どうやら、昔よりも1日の中での寒暖の差が激しくなっており、私のような病状の人が増えているらしいが、私自身夏は夏で外の気温と冷たいビルの中の気温の差で激しくやられてしまうため、このままだと365日の内、具合の良い日が5日くらいしかなくなってしまいそうで恐ろしい。
そんな自律神経失調症ですが、私なりの緩和の仕方を。
まず、病院へ行け。
腹が痛ければ消化器科へ。頭痛が取れなければ脳神経科へ。ともかく、まず調べてもらう事。
で、何もなければ晴れて「ようこそこちらの世界へ」ということになるので、
筋力を上げて、脳貧血を防げ。
あと、ストレス解消にもなる。運動がストレスなら歩け。
ともかく動け。
PCの前から動けないなら、PCの前にウォーキングマシーンでも置け。
・マッサージ、特にカイロプラクティックは有効。
下手な施術者に当たると余計酷いことになるので、相性のいいところを見つけるまであきらめるな。
もし見つける前に辛くなったら、首の後ろを温めろ。
ともかく、首のコリをほぐせ。
・カフェインを避けろ。
どうしてもという場合はカフェインは夕方5時まで。
酒はほどほどに。
笑うとリラックスできるので。
・お風呂はぬるめをしっかりと。
シャワーだと自律神経がどうしてもONになってしまうらしく、夏でも湯船に入った方がいい。
あと、医者がおすすめの自律神経を鍛える方法として、湯上りに冷たい水を被ることらしいのだが、先に心臓が止まりそうになるので、足先にちょっと冷たい水を当てるだけでもOKじゃないかと。
・これが一番難しいのだが、PCやスマホは夜9時以降は見ない。
あのブルーライトはかなり目と脳を刺激してしまうし、ちょっと嫌な文とか見ちゃうとそれが気になって眠りを妨げられるのが結構不快。
というわけで、有効な5つの技を書いてみたが、さっさと心療内科なり、内科なり、漢方内科へ行って、お薬貰うのも手なので、薬で病状を緩和させつつ↑を試してみるのもよしだろう。
と、季節の変わり目に弱い千夜さんからの、役に立たないライフハックでした。
- 作者: 伊藤克人
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る