フェルト人形を作った感想
この正月、フェルト人形を作りまくった。
羊毛をさして形作り、人形とするのだが、これが中々難しい。
キットは100均で買えるので非常に入門しやすい。
そして、その気軽さを作成過程でも求めていたのだが……。
フェルトキット。これで100円は安い
まずは猫の羊毛フェルトから挑戦してみることにした。
中には説明書やニードル、そして羊毛や小物などが揃ってあるので、別途買ったフェルトを刺すための発泡スチロールの上で作業開始。
まずは素材のより分け
後はひたすら刺して、丸く形を作っていく。
本体となる大きな形が出来たら、耳となる部分を別途作るのだが、さすが100円製品。
「耳の形に作る」と、端的な説明しかない。
耳の形ってなんだよ。お前、私が勘違いして自分の耳の形なんか作ったらどうするんだ。
へたするとネズミの背中を利用して、細胞分裂させたクローンの耳をうっかり作っちゃうかもしれないだろ!!
と、世迷い言を脳内にひびかせながら、必死で想像力を働かす。
どうにか見よう見まねで耳を作り……。
本体(顔の部分)と合体。
次は目をつけろと指示してある……。
ドキドキしながらも目玉をつけたら、
それなりに可愛くなって大喜び。
だが、人間、安心したときが危険なとき。
口元を作ったときだった。
あれ? なんか可愛くなくなった!?
リボンをつけても、なんかこまっしゃくれてるよ、この猫!!
こうなっては仕方がない。 後戻りもできないのでそのまま、ハドメをつけることに。
可愛くなくなってしまったので、
気安く脳天にキリをぶっさす。
あとはハドメをつけて完成。
ニヤピンで可愛くないのが腹ただしいが、こんなものであろう。
向かいでブタを作っていた旦那。
これもニヤピンで可愛くないが、きっと素人が作るとこんなものなのであろう。
因みにこの人形作り、油断すると気安く指を指すので不器用さんには注意が必要だ。
ブサイクな結果に終わってしまったがこの羊毛フェルト、思っていたよりは簡単で結構はまる。 なので、色々と作ってみたが……。
おたふくになったインコ
やたらおっさん臭い子犬
可愛く作るには、まだまだ修行が必要なようだ。
だが、面白い上に安上がりな趣味として、当面千夜家のブームになるであろう。