ワニの肉を食った話【ワイルドパーティー】
意地汚い話になるが、私は結構いろんな物が食べられる方だ。
アレルギーで食べられないのもあるが、基本「虫」以外はいける。
虫はダメだと言っても、海の中に巣くう「虫っぽい生き物」ならば遠慮無く食べるし、タニシも好物なくらいだ。
タニシはいけるが、エスカルゴはいただけない。
そういった謎の境界線はあるものの、食に関しての境界線は低い方だ。
そんな私は珍しい食べ物が好きで。
この度、ワニの肉を食べてみようと思い立った。
思い立ったが吉日。
「やっぱりアマゾン的な物を注文するにはAMAZONだよね!!」
と検索して見つけたのがこちら。
竹串付き味付け生肉キューブ5種お得セット (20% OFF) (ケバブ) 【販売元:The Meat Guy(ザ・ミートガイ)】
- 出版社/メーカー: The Meat Guy
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
何を血迷ったか、ワニ以外にも「カンガルー」「ラクダ」「ダチョウ」「牛」「羊」「豚」が入ったケバブセットをぽっちしてしまった。
「牛」や「豚」や「羊」はいいとして、カンガルーとラクダとダチョウって……かなりワイルドだ。
ワクワクしながら到着を待つ間に、卓球部の面々を巻き添えすべくお招きし、監督にもお声がけ。
監督も血の迷いが生じたのか、「よっし!! じゃあ、クサヤ持って行きますよ」と大張り切り。恐るべし肉の力。
…………。
………………。
ちょっと待て……。
クサヤって…………。
あかんやつや。
幸い、我が家は二方を道路に、もう2方を駐車場に囲まれた、道路の孤島に建つ家なので迷惑をかけるご近所はいないが、犬や猫が失神しやしないだろうか。
一抹の不安を抱える私に、さらに煽りを入れるかのように交友のあるイラストレーターのチンパンから酒が届く。
しかも大量に。
いっそ面白くなって来た頃にお肉が到着。
しっかり密閉されてて鮮度はよさそうだ。
冷凍されたお肉にはちゃんと解凍の仕方などが添付されており、「ミートガイじゃなくてナイスガイだよあんた!!」と、レビューに書きたくなる。
さて、当日になりお肉を焼こうかとグリルにワイルドな肉共を置いていく。
なによりも、ワニの色の薄さが非日常を感じさせてくれていい。
他と違い爬虫類っぽい色のワニ肉(左下)
他のお肉たちからもワイルドな匂いがする。
そう…………。 本気でワイルドな匂いがする。
犯人は…………ラクダ肉だ!!!!!
ラクダ肉。一言で言うと。
くせえ
二言で言うと。
本気でくせえ
獣臭が半端なく、犬1匹と猫5匹と暮らす私の嗅覚ですら根負けしそう。
何というか、鼻先1センチのところにちっさい動物園が出来たかのような臭い。
くせえ、くせえと騒ぎつつグリルで焼くこと10分。
家中にラクダ臭が充満する。
これからクサヤという怪物と戦うことになるのに、その前にHPをギリギリまで削られることになるとは思わなかった。
パーティ開始まで、サランラップに焼き上がった肉を包んで冷蔵庫に入れようとしたのだが、他の食材全てにラクダの臭いがつきそうで、二重三重にしてラップを巻くことになる。
さすが、背中にコブ背負って生きてる奴らは存在感が違うね。
その後、家に移ったラクダ臭を気にしつつも、お招きした監督が持ってきたクサヤを焼くが、ラクダの臭いで鼻が麻痺した私は何とも感じず。
臭い臭いと騒ぐメンバーを尻目に、酒飲んでテンションが上がっていく。
ちなみに、食べた感想だが、
カンガルー……無味。美味いも不味いも、スパイスの味しか感じず。イマイチ。
羊……ちょっと獣臭いが、牧場で食べたジンギスカンとさほど変わらず。
牛……安定の牛クオリティー。
豚……安定の豚クオリティー。
ダチョウ……普通に鶏肉。でっかい鳥なんだろうね。
ラクダ……くせえ。
こんな感想しか無くて申し訳ないが、これからオーストラリアにでも行ってご当地物でも食べようかと思っている方は参考にしてもらえばと思う。
ちなみに、私が一番美味しく感じたのは、監督が持ってきてくれたクサヤだった。
本日のおすすめ
くさや本舗 新島 みや藤 青むろ くさや 真空パック 1尾入
- 出版社/メーカー: 新島 みや藤
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
クロコダイルつめ2本セット ワニ肉 【販売元:The Meat Guy(ザ・ミートガイ)】
- 出版社/メーカー: The Meat Guy
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
※私が買ったワニ肉入りのケバプ6種セットは現在品切れ中。単品でワニの足を売っています※
鶴梅 ゆず 720ml 「平和酒造/和歌山」 「※お一人様3本まで」
- 出版社/メーカー: 平和酒造
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
※すべてを忘れさせてくれる美酒「ゆず酒」※